織田有楽斎 

織田有楽斎
兄信長への恐怖心と初陣に味わった人を殺す嫌悪感。有楽斎の生き方は決まった。「弓矢の男にあらず」と陰口を叩かれながらも、茶々姫の後見人として、また、有職故実や茶の湯に通じることで自らの生きる道を見出した。肉親ではなく、権力者として利用する兄と絶妙な距離を保ち、戦乱の世を生きた男の生涯。



時代:1551年(天文二十年)〜1621年(元和七年)
著者:堀和久
出版:講談社文庫
発行:1997年9月


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織田有楽斎
著者:堀和久
出版社:講談社
本体価格:1,553円

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 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 茶人大名・織田有楽斎の生涯を描いた作品です。「逃げの有楽」と呼ばれた彼は、本能寺の変での二条御所からの逃亡や大坂の陣での退去など、ここぞというときに逃げてしまう、武将としては恥ずべき行為をした人物。しかし、現在の日本人の大半はこの行為を笑えないのでは??

 ■ 主人公
織田有楽斎(おだうらくさい)


 ■ 脇役
織田信長(おだのぶなが) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)
茶々(ちゃちゃ)


 ■ 登場する武将
足利義昭(あしかがよしあき) 平手政秀(ひらてまさひで)
佐々成政(さっさなりまさ) 明智光秀(あけちみつひで)
松永久秀(まつながひさひで) 前田玄以(まえだげんい)
村井貞勝(むらいさだかつ) 織田信忠(おだのぶただ)
柴田勝家(しばたかついえ) 大野治長(おおのはるなが)
織田信包(おだのぶかね) 遠藤慶隆(えんどうよしたか)
*千賀文蔵(ちがぶんぞう) 織田信雄(おだのぶかつ)
織田信孝(おだのぶたか) 徳川家康(とくがわいえやす)
織田長孝(おだながたか) *鳴海喜太郎(なるみきたろう)
酒井忠次(さかいただつぐ) 平手長成(ひらてながなり)
豊臣秀次(とよとみひでつぐ)


 ■ その他の登場人物
お清(おせい) 今井宗久(いまいそうきゅう)
今井宗薫(いまいそうくん) お市の方(おいちのかた)
大蔵卿局(おおくらきょうのつぼね) 千利休(せんのりきゅう)
旭姫(あさひひめ) 中条帯刀(ちゅうじょうたてわき)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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