結城秀康 秀吉と家康を父に持つ男

4569571050 結城秀康―秀吉と家康を父に持つ男 (PHP文庫)
大島 昌宏
PHP研究所 1998-02

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「秀頼はそなたの弟じゃ、くれぐれも頼むぞ」秀吉末期の言葉が秀康の耳に甦る。「なんとしてでも家康から豊臣家を守らねば」秀康は固く心に誓った。―家康の実子でありながら父に疎んじられ、秀吉の養子となった結城秀康。秀吉の薫陶を受け、その恩顧に報いようとする秀康に、危険を感じた家康はついに…。二人の天下人が父という数奇な運命を雄々しく生き、福井藩祖となった武将の生涯。


時代:1573年(元亀三年)〜1607年(慶長十二年)
著者:大島昌宏
出版:PHP文庫
発行:1998年2月

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 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 家康の次男で秀吉の養子である越前宰相・結城秀康を書いた本。実父に疎まれ続け、養父に対する親近感を覚える秀康。家康にとって常に「獅子身中の虫」であった彼の屈折した心と波乱の人生を描いています。

 ■ 主人公
結城秀康(ゆうきひでやす)

 ■ 脇役
徳川家康(とくがわいえやす) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)
 ■ 登場する武将
本多作左衛門(ほんださくざえもん) 織田信長(おだのぶなが)
徳川信康(とくがわのぶやす) 平岩親吉(ひらいわちかよし)
服部半蔵(はっとりはんぞう) 酒井忠次(さかいただつぐ)
石川数正(いしかわかずまさ) 本多富正(ほんだとみまさ)
荒木玄兵衛(あらきげんべえ) 前田利家(まえだとしいえ)
石田三成(いしだみつなり) *柴田九郎右衛門(しばたきゅうろうえもん)
結城晴朝(ゆうきはるとも) 徳川秀忠(とくがわひでただ)
豊臣秀次(とよとみひでつぐ) 蒲生秀行(がもうひでゆき)
豊臣秀頼(とよとみひでより)

 ■ その他の登場する人物
築山御前(つきやまごぜん) まん
大政所(おおまんどころ) 朝日姫(あさひひめ)
*加奈(かな) *鶴子(つるこ)
*多子(まさこ)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2008.6.16
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