柳生刺客状

柳生刺客状
関ヶ原合戦で徳川家康は死んだ!そして影武者世良田二郎三郎の存在。徳川家の秘事を知った柳生宗矩は、世子・秀忠にそのことを洩らす。権力の座に執念をみせる秀忠の命を受けて、宗矩は権謀術数のかぎりをつくす……表題作ほか最後の短編「死出の雪」に加え、書下ろし長編の冒頭30枚を収録する短編傑作集。


以下収録作品
柳生刺客状
・張りの吉原
・狼の眼
・銚子湊慕情
・死出の雪
※「柳生刺客状」以外は戦国ではありませんので省略します。

時代:1600年(慶長五年)〜1607年(慶長十二年)
著者:隆慶一郎
出版:講談社文庫
発行:1993年05月

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 ■ 上総介の評価

 「影武者徳川家康」をコンパクトにまとめ短編にした「柳生刺客状」が戦国時代の内容です。柳生家を大名にした宗矩と新陰流の皆伝を受けた利厳の関係を、徳川家康の影武者説を交えて描いています。
 その他、大阪新町の太夫・花扇が江戸吉原の張りを体験するために江戸に出る話「張りの吉原」。神道無念流の印可を受けた麹町道場師範代・秋山要助が人斬り稼業に身を落としていく物語「狼の眼」。完成に至らなかった書下ろし長編の冒頭部「銚子湊慕情」。大和郡山藩家中の生田伝八郎に対する遠城兄弟の崇禅寺馬場の仇討ちを描いた物語「死出の雪」が収められています。

柳生刺客状 1600年(慶長五年)〜1607(慶長十二年) ★★★★☆
 ■ 主人公
柳生宗矩(やぎゅうむねのり)

 ■ 脇役
柳生利厳(やぎゅうとしよし)

 ■ 登場する武将
柳生石舟斎(やぎゅうせきしゅうさい) 徳川秀忠(とくがわひでただ)
柳生厳勝(やぎゅうとしかつ) 徳川家康(とくがわいえやす)
結城秀康(ゆうきひでやす) *世良田二郎三郎(せらたじろうさぶろう)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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